ライトノベルシアター

＜あらすじ＞
　お寺の住職の息子蒼月潮（あおつき うしお）は、ある日、蔵の中で『槍』と、『槍』にはりつけにされている妖怪に出会う。
やむなく『槍』を抜く事になったうしおと、とらと名づけた妖怪の戦いが今始まる！

今回紹介するのは、
マンガ「うしお と とら １巻」です。

作者：藤田和日郎さん
発売：1990年12月15日　出版：小学館

＜レビュー＞
シリーズ全３３巻（＋外伝１冊）の記念すべき一冊目。
うしお と とら 出会いの巻です。

たまたま、妖怪を滅ぼす力を持つ『獣の槍』を手にしてしまった少年潮。『槍』を恐れる妖怪たちに付け狙われる事になります。
でも本当は、『槍』持つ為に生まれてきた少年なんです！

性格は、曲がった事が大嫌いな熱血漢。動いてから考えるタイプ。
少年マンガの主人公はこうでなくっちゃ♪
『槍』を振るう時のうしおは、髪が伸びて、まさに『獣』です！

そして、とら。５００年間、蔵の中に閉じ込められていた妖怪。妖怪を倒す力を持つ『槍』が何故とらを磔のままにしたのか？
とらにも、秘密があります。

人間の敵である妖怪にも、戦う事情があるってストーリーは深い。
最大の敵である”白面の者”との戦いは凄まじかった！

登場人物がみんな魅力的です♪
好きなキャラは、シリーズ中盤で登場する”イズナ”
妖怪というより、小動物って感じで愛嬌があります。

今週は、「うしお と とら」の小説とマンガを紹介しました。
・【小説版】うしお と とら vol.1 我は冥界に斬り結ぶ
・【マンガ】うしお と とら１巻（この記事）
ではでは。

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